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京都市・グアダラハラ市
姉妹都市盟約30周年記念事業

事業の目的

京都市とグアダラハラ市(メキシコ)の姉妹都市提携(1980年)が発端で、京都メキシコ文化協会(現:京都ラテンアメリカ文化協会)が1996年6月29日に教育・文化・スポーツなど日墨の親善交流の促進を図るため設立されました。以来1997年メキシコ移住百周年記念には、「日本人メキシコ移住百周年親善使節団」を派遣し移住記念碑(メキシコ市)建立の支援を行いました。

1990年の姉妹都市提携10周年記念事業として親善使節団を結成、10周年式典に出席すると共に日本庭園(醍醐寺三宝院庭園を模写)を建設、寄贈いたしました。2000年10月には姉妹都市提携20周年記念事業として30名がグアダラハラ市を表敬、親善交流を行いました。

 

2008年には「社団法人日墨協会(在メキシコ)」設立50周年記念事業として、日本語教育を目的とした学校建設計画に賛同して、当会の会員から寄付金を募り建設支援を展開、建設実現に貢献いたしました。

 

2010年は日墨交流400周年、京都・グアダラハラ姉妹都市提携30周年の節目に当たります。この大きな節目に両市民の親善有効を図るため文化・スポーツ・産業などをメキシコの方々に紹介(交流)する事業を京都市との共催によりメキシコ市、グアダラハラ市で開催いたしました。京都市内におきましてもメキシコの文化・産業を紹介するイベントを推進し、これらの事業を通じて両市民の友好の輪が更に広がるよう、努めてまいります。

事業の意義

京都メキシコ文化協会は、1996年の設立以来、親善訪問団を派遣し「社団法人日墨協会」との交流を深めてきました。今回日墨交流400周年、京都・グアダラハラ姉妹都市提携30周年において積極的に日本文化を紹介することは、グローバル化を図る文化都市・京都として当然且つ重要な使命だと考えます。また文化・スポーツの交流は次世代を担う若者に健全なナショナリズムを育む絶好の機会でもあります。種々の交流事業を通じて京都の文化の奥深さと先進性がメキシコ国民に受け入れられる好機にしたいと思います。

親善訪問団(敬称略、順不同、個人名割愛)

・京都メキシコ文化協会 14名

・京都市 7名

・NPO法人京都カラスマ大学 6名

・NPO法人京小町踊り子隊プロジェクト 10名

・京都府相撲連盟 10名

・女人舞楽原笙会 10名

・ピアノ演奏 3名

・宮下靖子バレエ団 10名

・連合京都 2名

・京都新聞社 1名

​沿革

  • 1990年、姉妹都市提携10周年記念事業として親善使節団を結成し、10周年式典に出席すると共に日本庭園(醍醐寺三宝院庭園を模写)を建設、寄贈。

  • 2000年、姉妹都市提携20周年記念事業として30名がグアダラハラ市を表敬、親善交流。

グアダラハラ市とは

京都市には現在9都市の姉妹都市があります。メキシコ・グアダラハラ市は7番目に盟約された都市ですが、ボストン市、パリ市、西安市と共にその親交度は特に深いものになっています。

 

メキシコ合衆国ハリスコ州の州都グアダラハラ市はメキシコ第2の都市。平均気温は19度ほどで、街の美しさからメキシコの人々からも「西部の真珠」として称えられています。画家オロスコの壁画オスピシオ・カバーニャス(19世紀)は世界遺産に登録されており、街の周辺にはマリアッチ音楽と民芸品の町トラケパケ、陶器の町トナラ、テキーラ酒の産地、そしてチャパラ湖周辺は保養地にもなっています。(詳しくは京都市ホームページ参照

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京都市とグアダラハラ市の親善交流

京都市には現在9都市の姉妹都市があります。メキシコ・グアダラハラ市は7番目に盟約された都市ですが、ボストン市、パリ市、西安市と共にその親交度は特に深いものになっています。そのグアダラハラ市と京都市の関係を綴ってみると、1979年頃にハビエル・オレア駐日大使が京都市を訪れ、グアダラハラ市と姉妹盟約を結ぶよう強い要請があったことが、そのはじまりとなっています。
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日本メキシコ交流400年

400年の交流史は人命救助に始まります。1609年9月、フィリピン諸島総督ロドリゴ・デ・ビベロの一団の船は、ヌエバ・エスパーニャ(当時のスペイン領メキシコ)への帰路、千葉県御宿沖で遭難し、317人が村人に救助されました。その後、ビベロは徳川秀忠と徳川家康との謁見となりました。
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